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妥協しない人と完全なる機械
世界最高の品質を実現する製品のためには、最新技術に基づく先端的な機械設備と、今日では希少となった伝統的工芸技術の双方が必要とされます。より完璧な製品製作のために必要なすべての活動を統合して行うため、1996年、ジュネーブ郊外にパテック フィリップの新本社工場が建設されました。新本社工場はパテック フィリップ独自の厳しい規準に準拠して開発された最新の機械設備が導入されています。完璧にコンピュータ制御されるマシニングセンターは10ミクロンを超える工作精度を誇っており、一貫体制による完全な部品製造が可能になっています。また、これらの先端設備と並んで、パテック フィリップの工房では、伝統的な技術として、ツゲ材を用いたコート・ド・ジュネーブ装飾や、手動式の機械を用いたギヨシェ装飾などが使われています。パテック フィリップ独自の厳格な品質規準をクリアし、巧緻な仕上がりを保証する、先端技術と伝統技術の融合という創業以来のこのユニークな技法がパテック フィリップで用いられているのです。



巧緻なパテック フィリップの仕上がり
パテック フィリップは創業以来、巧緻な仕上がりという理念を、常に一貫して追求してきました。パテック フィリップのすべての機械式時計に与えられているジュネーブ・シールの12条からなる規準に準拠することは最高の栄誉とされ、これを実現し続けることは挑戦でもあります。このためには完璧に、精密機械加工、手作業による組立て、仕上げ、調整などすべての時計製作技術をこなすことが必要とされます。パテック フィリップでは、きわめて厳しいジュネーブ・シールの認定規準をさらに上回る自社規準を定めています。その結果、完璧なまでの美しさを誇る機械式ムーブメントを製作し続けるパテック フィリップのすべての製品がジュネーブ・シールの認定を受けているのは当然なのです。ジュネーブの純然たる時計製作技術を保護するため、1886年、ジュネーブ・シール制度は発足しました。ジュネーブ製造の機械式ムーブメントを対象とした、ジュネーブ・シールは厳格な規定を満たされた製品を認定するものであり、認定を受けたムーブメントは、受け(ブリッジ)にジュネーブ・シールが刻印されます。技術的にも工業製品に関するものの中では、最も厳しい認定規準と言えます。ジュネーブ・シールを獲得するためには、ムーブメントが12条からなる規準をすべてクリアしなければなりません。こうしたことから最新技術に基づく先端的な機械設備と、今日では希少となった伝統的工芸技術の双方が必要となり、そのため、製造工程を統合したのです。


主要なパテック フィリップの技術特許
1845年以来、70件以上の重要な特許をパテック フィリップは取得しています。ムーブメントのメカニズムに関するものをはじめ、それらと密接に関係する外装、ケースを含む数々の発明は、時計製作史に残る偉業ともいえる画期的なものです。
〈特許の一例〉
1881年 精密緩急調整機構
1889年 永久カレンダー機構
1902年 ダブル・クロノグラフ
1949年 ジャイロマックス・テンプ
1959年 タイムゾーン表示付機械式時計
1964年 円周ローターによる自動巻ムーブメント
1985年 イースターの日付表示機構
1996年 年次カレンダー
2000年 天文表示機構 ほか

ジュネーブ・シール



Ref.5135 年次カレンダー

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